加法定理の取扱説明書~その1~
どうも。ひらです。今日も数学、やってますか?
この記事では「加法定理」について取り扱います。
公式
公式の意味
とのsinとcosの値がわかればのsinやcosを計算することができる。
のsinやcosの値はとのsinとcosの値から計算できる。
公式の変形
が負の場合は
- -
- +
となるので注意しましょう。
使うときのSETP
~基本~
やの値を求めるとき
STEP1:sin(あるいはcos)の中身を計算しやすい値の和にする。
計算しやすい値とは、やなどのこと。STEP2: 公式に代入して計算する。
~応用~
やの形に変形するとき
このパターンは「三角比の合成」と呼ばれていて、加法定理の中でもとても重要な内容の一つです。
三角比の合成については下のリンクから!
(8/18記、現在執筆中です。)
使うときのポイント
この公式の重要ポイントは、「sinとcosの和をどちらか一方にまとめることができる」ということです。
数式の中でsinやcosが入り混じって出てきた場合には三角比の基本定理とともに用いて、sinだけ、あるいはcosだけに変換しましょう!
三角比の基本定理の取扱説明書は下のリンクから!
hiramath7236.hatenablog.com
こんな時に使うかも?
加法定理は三角比の問題や三角関数の問題では必ずと言っていいほど使います。
sinやcosが出てきた場合には絶対に使うだろうと疑っておきましょう。